10月31日(日):「団結まつり」

22日にジャマル支援会の方からお話があってからバタバタと動いた団結まつりですが、
今日無事に終えることが出来ました。最初は壇上でアピールさせてもらい署名を
集めるだけのつもりでした。それがいつの間にか店を出すことになり、電源がないとか
テントが半張りになるとかアクシデントの連続で、でも何とかなるものですね。
もちろん皆さんがそれぞれに精一杯やってくれたおかげです。
今回の目的はとにかく楽しもうということ。若干の赤字は出ましたが、その面ではまぁ合格かなと思ってます。一番面白かったのは閉会集会の時。テントの中でメモシュ君とサフィエお母さん中心にみんなで踊ったこと。近所から苦情が出るかなと思ってたら、他のテントの人たちも来て何人か踊ってましたね。主催者から見れば困った奴らなんでしょうけど... 。



























10月29日(金):「エルダル・ドーガンさん裁判の結審」

緊急報告 
 ドーガンさんの裁判結審する。来年2月25日に判決公判
  入管当局のトルコ政府との共謀調査糾弾
  ドーガンさんの難民認定を

 ジャマルさんが合流した国連大学前座り込みを行っていたクルド人二家族のうち、エル
ダル・ドーガンさんの難民認定をめぐる公判が、10月29日、東京地裁で開かれまし
た。
 ドーガンさんの裁判は、ドーガンさんにとってはもちろん、それだけでなく、法務省・
入国管理局の難民政策全体に関わる非常に重大なものです。
 法務省・入国管理局は、ドーガンさんを含むトルコ国籍クルド人難民申請者の
個人情報を、迫害当事国のトルコ警察に流し、入管職員二人を派遣して、
共謀調査し、家族に違法な強制調査を行うなど、途方もない難民条約違反、
難民迫害を行っていたことが暴露されています。難民条約に基づいて迫害からの
庇護を求めるために難民申請する人の情報を、その迫害国当局に流し、
あろうことか家族の強制調査を行い、家族に危害がおよぶ条件をわざわざ作り出すとは、
難民条約違反であるとともに、途方もない人権感覚喪失、権力をつかった難民迫害に
他なりません。この行為が、露呈した今回の場合に限られるものでないことも疑いないこと
です。法務省・入管当局は、庇護すべき難民を、迫害国に売り渡す
という恥知らずな行為を行ってきたのです。
 そのため、ドーガンさんの裁判では、弁護側は、こうしたトルコ現地調査の全容を
提出すること、違法調査に赴いた入管職員二名の証人尋問を申請しました。
 しかし、裁判官は、もともとは入管側の資料にあった現地調査について、
「被告(入管)側には不本意だろうが、証拠能力が不十分」などと、あたかも入管側を
たしなめるように言いながら、それを口実に、あるいは、ドーガンさんの難民申請後の話で
関係ないなどの理由で、この問題を公判争点からはずし、弁護側の申請をことごとく
却下し、弁護側の反対にもかかわらず、公判を強引に結審させるに至ったのです。
 
 こうした訴訟指揮から、来年2月の判決は、きわめて厳しい見通しです。
 この裁判で敗訴すれば、ドーガンさんの収容の可能性は極めて高く、
また強制送還の危険もあります。日本の入管とトルコ警察との共謀調査によって、
ドーガンさんも、トルコの家族も、迫害を受ける危険はいっそう強まっています。
 ドーガンさんの公判支援は、難民申請者の個人情報の意図的漏洩、
迫害当事国との共謀
調査という、日本の難民抑圧を象徴する度外れた行為に対する対決も意味しています。
 国連大学前座り込みが排除されて以後も、ジャマルさんは、ドーガンさん、カザンキラ
ンさん一家と連帯して闘いを続けています。
 来年、2月25日の判決公判に向けて、判決公判の勝利、難民認定に向けたドーガンさ
んへのいっそうの支援をお願いします。




10月27日(水):「渋谷区区民写真展」

渋谷区の区民写真展に、座り込みの時の写真を出品していたので、
展示会場の恵比寿社会教育館に見に行って参りました。
他の区民の方は、風景やお孫さんなどの身近な被写体の作品を出されて
いたので、私の写真は、やや異彩を放ち気味でした。
でもまあ、それで他の方の関心を引ければいいかなぁと思いました。

渋谷区の写真展なので、同じ渋谷区の国連大学前で行われた
ことだと分かるように、国連の建物がはっきり写っているのを選びました。
難民の人は、遠い外国にいるのではなく、私たちの住む家の、
すぐ近くにいたということが伝わればいいんですけども。



10月20日(水):「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に署名提出」

あいにくの雨でしたが、国連大学前に2家族及びサポーター多数が集まり
(メディアは北海道新聞の記者1名)、UNHCR(国連難民高等弁務官)に
  1. 000筆あまりの署名を提出してきました。
詳しい報告やプレス用に用意した声明等は後ほど他の方から(二家族MLの方で)
発表されると思いますが、↓のページで「UNHCRの職員」とキャプションをつけ
た男性(中央右)が、9月22日に2家族に対して「7時までに退去するように」と
最後通牒を突きつけた張本人ですね(僕はTVで見た)。
僕には今まではっきりわからなかったのですが、ということは、
最後通牒は国連大学からではなくUNHCRから出されたということになりますね。

http://www.mkimpo.com/diary/2004/kurd_sit_in_2004-10.html



上級法務官のナタリーさんは、本日出張でご不在とのことでしたが、
ゼリハさんの報告によると、18時過ぎに、UNハウスの横の出口から
出てきて、帰っていったそうです。
あらあら。








10月17日(日):「川口駅頭署名」

開始がやや遅れ10時半から15時まで署名を集めました。
2家族からは花の3姉妹と花(?)の兄弟。誰だか分かりますね。
日本人は9名も集まってくれました。私は午前中しか参加できませんでしたが
幾つかエピソードを紹介します。

・おかしかった話 開始前ベンチでパンを食べていたメルジャンにナンパ(?)をしかけた
オヤジ。「何か欲しいものある?」
メル「署ゥ名下さい。署ゥ名分かりますか?」
オヤジは目を白黒させてました。

・告げ口された話 なかなか来ないTさん。「遅いなァ、あのオバさん」、
思わず呟くと3姉妹が猛抗議。キッチリ3人とも言いつけ僕は頭を叩かれる羽目に。
姉妹の前でウカツなことは言えません。

・嬉しかった話 一昨日署名してくれた卒業生がお祖父ちゃんと現れました。
「署名してくれるって」。ホントに嬉しかった。失業中らしいけど、頑張れ孫娘!
なかなか楽しい署名活動ですが、嬉しくない報告もあります。昨日これまで届いた
署名の大半をコピーしましたが、約2万5千名分でした。コピー出来なかった分も
5千名分はないと思います。目標の4万は遠い。何とかしないと..。

本日のニューカマーK君。大きな体を縮めて署名活動の図。


駅頭署名の影の主役。県陽高校定時制の生徒たちの力作です。



10月16日(土):「横浜国際協力まつり」

本日、横浜国際協力まつり(中区山下丁産賀センターにて)に、
ぼちょぼちょっと署名活動をしてきました。
そこでもらった難民支援協会のパンフによると、98年にスミコ・アミンさんという
イラク出身のクルド人の方が日本で難民として認定されたということです。



横浜国際協力まつりの報告です。
コンゴからのフェリックスさんのお話で50分の会なので、こちらからのアピールの
時間は取れず、司会の難民支援協会の小村さんからの紹介と署名要請のみでした。
参加者は20名くらい。
残りの時間で階下のブースをいくつか回り、出口でのチラシ配布と署名で
署名50筆×3種くらいの成果に終わりました。
署名してくれた人はニュースで良く知っている人も多く、頑張ってくださいと
言ってもらうと来て良かったと実感します。


10月16日(土):「不戦兵士・市民の会」

今日の渋谷区勤労福祉会館の「不戦兵士・市民の会」集会は、
10数人が集まり、署名も10名ぐらい集まりました。
講師として渡辺彰悟氏(ビルマ難民弁護団・事務局長)がお話をされました。
カンパ集めはしませんでした。
すみません。



10月16日(土):「川口駅頭署名」

本日も川口駅頭署名を行いました。
2家族から6人、サポーターが6名参加しました。少しづつでもいっぱいになった署名用紙が増えていくのはうれしいですね。本日のニューカマーは、川口の日本語ボランティアのAさん。とっても優しい先生です。
明日も頑張ります。



10月15日(金):カザンキラン家品川入管呼び出し

9:15くらいに、まずラマザンとムスタファが入管前に到着し、
その後、順次家族が到着。
9:30くらいに家族揃ってエレベータで上がって行きました。
サポーター達も、一緒に同行しました。

中では、とりあえずラマザンとムスタファが7階で手続きし、
次に6階に降りてまた手続きしているということでした。
二人の様子を見ながら、次の家族が入るかどうかを決めるということでした。

今日の入管の対応としては、近況を聞くだけで、収容はなさそうでした。
ですので、メガホンは持ってきてはいましたが、それは使わず、
門の外で、チラシを配るだけの静かなアピールをしました。



随分待たされましたが、無事家族全員仮放免手続きが終わりました。
よかったですね。待合室に拍手が起きました。次回は11月15日だそうです。



今日は20名近くのサポーターが集まり、カザンキラン家の仮放免の更新手続きも
何事も無く無事に終わりました。

後、僕達と、エルダルさん、デニズさんはクルドの方6人とイランの方2人と
面会もしました。面会というのは入管に対して圧力になりますし、
中にいる人に元気付ける意味でも非常に大事です。
面会に来る人がほとんどいない外国人が強制送還もされやすいと聞いた事もあります。
皆さんも面会の方法知ってもらいたいと思います。
イラン人の方は、とても体調がよくなかったです。

強制送還の恐怖でものすごいストレスを受けていました。
皆、サポーターがもっと沢山面会に来てほしいと言ってました。


10月11日(祝):川口駅頭署名

雨天のため、本日の川口駅頭署名は中止になりました。
朝降っていたので、エルダルさんと相談し僕が駅まで行き空模様を見て判断することに。
晴れそうなので1時間遅れでやることにしましたが、11時にまた降り出しました。
結局エルダルさんから中止の連絡がありました。その雨は15分ほどでやみ、結果的にはその後降りませんでしたがいつまた雨になるか分からないぐずついた天気だったため
この判断は仕方のないところかなと思います。
ところで、今日もニューカマーが現れました。日吉に住むAさん。
大卒後郷里で高校の講師をしていたが、国際ジャーナリストを目指して写真の
専門学校に通っているそうです。昨日連絡を取ってきたので今日のことを教えました。
で、11時過ぎに川口まで来たというわけ。1時間半ほど話しました。
8月下旬に国連大前を訪れ、先日通りかかった際に誰もいないので警備の職員に
尋ねたら「仕事が見つかったので家に帰った」と答えたそうです。
平気でデタラメを言うんですね。腹が立ちました。彼のように問い合わせをしてくれたら
いいけど、そうでない人もいます。多くの人に正しい情報を伝える必要を感じました。



10月10日(日):雑居祭に参加して。 

『「神戸を忘れないで」責任者Hさん』のブースの半分に間借りさせて下さいました。
(会議用長机一台付きです)
 机では、一般客対象に署名と募金活動を、更に、参加団体のブースに
署名用紙3種、チラシ(ジャマル込み)を入れた封筒を配布し、祭終了前に
回収しました。初めての試みですが、期待したほどは集まらいけど数十人は確実です。
なお、カンパの中から会場費の半額を負担させて頂きました。
(ジャマル、2家族で1000円)結構いけました。楽しかったですよ。
お疲れー。汗、拭き拭き。



10月10日(日):川口駅頭での第1回署名活動

台風のため昨日は断念しましたが、本日は川口駅頭での第1回署名活動を行うことができました。
エルダルさん・デニスさん・サフィエさん・メルジャンと、埼玉の「難民認定を求める会」6名、ジャマルさん支援会1名が参加しました。そうそう、宝塚在住のHさん母娘も
2家族激励のため川口まで来てくれたのですが、署名まで手伝ってくれました。
この母娘は一昨日上京したそうですが、昨日は車中泊だったそうです。
関西で集めた100名以上の署名も持ってきてくれました。今日はドーガン宅に
泊まることに。今ごろは話に花を咲かせていることでしょう。こういう出会いがあると、
ホントに勇気が湧いてきますね。見えないところで輪が広がっているんだと思います。
明日も10〜15時署名活動の予定です。基本的には毎週土日に行いたいと
考えています。(23と24日は国体開催のため難しいかも)
反応は今一つの感もありましたが、とりあえず持続することで訴えを広めていきたいと思います。
支援会会員からの報告
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