7月25日の出頭日はドーガン家全員(エルダルさん、メリイェムさん、メルヴェちゃん、メモシュ君)、無事に、仮放免を延長できました。署名をはじめ、皆様のご支援のお陰と思います。
デニズさんと加奈子さんから、皆さんへの感謝の言葉を預かりましたので、お伝えさせて頂きます。
デニズ・ドーガンさんの収容・送還の停止を求める緊急署名

法 務 大 臣 殿
東京入国管理局長殿

 クルド人難民デニズ・ドーガンさん(28)はトルコで迫害を受け、日本での再三にわたる難民申請も認められませんでした。法務省・入国管理局は、実態を見ずに「トルコにはクルド人迫害の事実はない」との立場をとり続け、過去一人もトルコから来たクルド人を難民として認定していないのです。しかも、ドーガン家を含むクルド人難民家族の現地調査を行う際に、法務省はトルコ政府に対して、難民申請者の個人情報を漏洩し、警察に調査協力を仰ぐという信じがたい行為を犯しました。これでデニズさんが送還されたときの危険性がさらに高まってしまいました。

 難民のおかれている状況を訴えるため、彼は兄の家族や知人と共に、2004年の7月から青山の国連大学前で72日間に及ぶ座り込み抗議行動を行いました。その中で彼は支援者の一人であった日本人女性・戸谷加奈子さんと知り合い、今年の1月に他の支援者の祝福を受けて結婚しました。

 二人は日本で新たな生活を始め、文化の違いを乗り越え、家族として共に幸せになることを心から望んでおり、事実、日本の法律の下に婚姻関係にあることを認められています。しかし入国管理局はデニズ・ドーガンさんの在留を認めようとしません。

 このまま在留が認められず、強制送還されれば夫婦は別れ別れにならざるを得ないし、デニズさんにどういう迫害が待っているかもわかりません。送還されなくとも収容されてしまえば、日本の法律で認められた夫婦であるのに、日本の法律により別々の生活を余儀なくされ、経済的にも苦境に陥ることは目に見えています。

 彼ら夫妻が安心して生活でき、ささやかでも、幸せな将来を享受できるよう、デニズ・ドーガンさんの在留特別許可と収容・送還の停止を強く求めます。

 2006年7月19日
                              クルド人難民二家族を支援する会 



2007年6月22日 
デニズさんに在留特別許可が
出ました!
デニズ・ドーガンさんと戸谷加奈子さんは
2006年1月に結婚しましたが。
2007年6月22日に旦那さんのデニズさんに1年間の在留特別許可が出ました。
二人が日本で安心して暮せるよう、
皆様からの署名をお待ちしております!
出頭日までに1筆でも多く集めたいと思って
おります。
今回の出頭日は収容の可能性が高かったのですが、皆さんの力を借りて署名を集めたり、議員の先生たちが入管に圧力をかけたり、入管に負けないという気持ちを見せるために、たくさんの支援者が仮放免に立ち会ってくれたおかげで、無事に仮放免を頂くことができました。

みなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

                               デニズ・ドーガン / 戸谷加奈子


署名は合計832筆でした。
東京入管のナンバー2に直接渡すことが出来ました。
ありがとうございました。感謝の想いは言い尽くせません。

                                             加奈子
引き続き以下の行動を呼びかけます。

(1)デニズさんに在留特別許可が与えられるように、皆さんの共感を求め、署名を集めています!
第2次集約を8月24日(木)夜中12時までにします。
集約先は署名用紙の下部に記載があります。
もしくは、ネットからのクイック署名も可能です。
(下記参照)

(2)出頭日に集まってください!
できるだけたくさんの人が集まって、デニズさんにはたくさんの日本人の友人がいて、支援を受けていることを入管にアピールしましょう。

 日時:2006年8月25日(金)9時45分集合 10時手続き開始
 場所:東京入国管理局前
  108-8255 東京都港区港南5-5-30  03-5796-7111
  アクセス:JR品川駅港南口(東口)から都バス「品川埠頭循環(品99)」で「東京入国管理局前」下車すぐ。品川駅からバスで約15分。
  http://www.immi-moj.go.jp/soshiki/iten.html
8月25日の出頭日はドーガン家全員(エルダルさん、メリイェムさん、メルヴェちゃん、メモシュ君)、無事に、仮放免を延長できました。署名をはじめ、お付き添い頂いた皆様、ありがとうございます。
9月13日(水) にはデニズ・ドーガンさんの退去強制令書発布処分取り消し訴訟
高等裁判判決日があります。13時10分より 817号法廷にて行われます。

次回の出頭日は、9月25日(月)です。
署名の第3次集約日は、出頭日の前日の9月24日(日) 夜中の12時です。
よろしくお願い致します。
8月25日の出頭日は、無事に仮放免が出ました!
デニズさんと加奈子さんの新居にお邪魔しました
お料理をする加奈子さん
このパンは加奈子さんが作った
レバノンのパンだそうです
野菜たっぷりのサラダとチキンのオーブン焼き、レバノンパンが今夜のメニューです
World Peace Now! 9・9にテントを借りて出店しました。
その名も「難民ショップ」です。
会場のベンチに座っている人にも、一人一人声を掛け、
署名を集めました。全部で110筆の署名を集めることが
できました。
署名を数える加奈子さん
新居にて
World Peace Now! &
BE-IN (明治公園)にて
 判決文の読み上げはわずか5秒で終わり、あっという間に終了されてしまいました。


「そのような拷問や恣意的な逮捕の危険は相当程度少なくなってきている。
原告はそのようなものが無くなったわけではないと指摘するが、仮にそうであったとしても拷問や恣意的な逮捕が行われる例が少なくなってきている事実も、同時に、認められるべきである。」

 デニズさんの次の出頭日は、9月25日(月)です。
高裁に敗訴した後の、最初の出頭日になります。
最高裁への上告は行う予定ですが、出頭日に収容されてしまう危険性も十分に考えられます。

 たくさんの署名を提出し、多くの方にお付き添い頂ければ幸いに思います。
9月13日 デニズ・ドーガンさん
退去強制令書発布処分取り消し訴訟高等裁判判決日

結果は棄却(敗訴)でした。
 いつもご支援頂いている皆さまへ

 デニズさんの署名については、2006年11月の出頭日の時点で、累計で1538筆を入管に提出した形になります。ご協力頂いた方々には厚く御礼申し上げます。

 年末なので、これまでの経過を報告させて頂こうと思います。
 デニズ・ドーガンさんは、2006年1月に日本人の戸谷加奈子さんと結婚し、同年2月には、東京入国管理局に対して在留特別許可(配偶者ビザ)を取得したい意思を伝えました。
 しかし、10カ月経った今でもそのための審査は全く進められておらず、インタビューはおろか申請のための文書の記入さえ指示されていない状態です。デニズさんと加奈子さんは、毎月の出頭日の際に、二人で写っている写真を入管に提出し、夫婦として共に生活している事実を明らかにしているにしています。
 しかし、入管の職員は「デニズさんの難民としての裁判の状況や、エルダルさんのカナダ出国の進行状況も見ないといけないので。」というような消極的な返事しかしないため、入管としては、極力、配偶者ビザを出したくないような印象を受けます。

 デニズさんは兄であるエルダルさんとともに、カナダへ出国するための申請手続きを行っていましたが、日本人と結婚したことを理由にデニズさんだけが申請を却下されてしまいました。
 現在はエルダルさん一家だけがカナダ出国のための審査が続いている状態です。

 デニズさんは日本で愛する妻と共に安心して暮らせることを望んでいます。
難民裁判やエルダルさんのカナダ出国の状況に関わらず、在留特別許可(配偶者ビザ)の審査を早急に進めてもらうことを切に望みます。

 署名は今後も引き続き集めますので、皆様のご協力を頂ければ幸いです。

                            2006年12月17日  クルド人難民二家族を支援する会
デニズさんの在留特別許可を求める署名についての経過報告

クイック署名はこちら !
ネット上から署名ができます
http://form1.fc2.com/form/?id =124004
携帯電話からの署名はこちら !
http://www.cgi-maker.com/m/to ols/form/kanti
携帯電話から署名できます。
(一部の機種ではご利用頂けません)
 デニズさんは9月13日に高等裁判所で敗訴し、その後、最高裁に上告したものの、2007年2月頃、最高裁で敗訴してしまいました。
 裁判が終了したため、退去強制命令が実行され、強制送還されてしまう危険があります。
 どうか、そうならないよう、愛し合う夫婦が引き裂かれることがないよう、皆様に署名や出頭日付き添いのご協力をお願い致します。
                         2007年3月12日  クルド人難民二家族を支援する会

署名用紙のダウンロードはこちら !
 プリントアウトなさるか、ダウンロードしたファイルにお名前・ご住所などを書き込んでお使い下さい。署名の集約先は、用紙の一番下に記載されています。
Microsoft Wordが必要です
http://www.mkimpo.com/diary/20 06/deniz_sign.doc
デニズさんが最高裁で敗訴してしまいました
ドーガンです。
私たちは2006年の1月に結婚し、在特のお願いをしてたにも関わらずなかなか返事の来ない日々を過ごしてきました。そんな中で皆さんからの優しい言葉や出頭日の付き添い、署名の協力によって私たちは自信を持ち、勇気づけられてきました。皆さんの頑張りの結果、6月22日、在特をもらうことが出来ました。
本当にありがとうございました。
皆さんからの優しさを忘れることなく、幸せな日々を過ごしたいと思います。
ありがとうございました。

ドーガン・デニズ、加奈子
photo by oda
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